僕が「おひとり“ジイ”様予備軍」だと…!?

 今日の毎日朝刊1面左肩に、昨日から始まった囲み記事『明日はある…か?消費税論議の前に②』があり、今回のテーマが「アラフォーになって未婚だと、そのまま独居高齢者になっていきかねない」である。痛いトコ突いてくるねぇ…!余計なお世話だ…!って言いたいのをグッとこらえて読むことにした(!?)。
 記事ではまず3人の「事例」が紹介されていて、1人目が40歳のOLが36歳の飲食店経営の男性と「ゴールイン」したこと。知り合ったきっかけが結婚情報サービスで、入会金から成婚料までの一切合切で100万かかったという。ただそのヒトは早々と自活しおしなべて仕事も順調だったからか、付き合った男性はいたものの本気になれなかった。そして転機が38になった時。しつこい風邪にうなされ、果ては大袈裟ながら「孤独死」まで思い浮かぶに至って、「それだけは耐えられない」と思ったのかもしれない。
 余談だがこの記事中でも未だ結婚を「ゴールイン」と表現していて、毎日新聞らしからぬ遺憾である。結婚はあくまで「スタート」というのが既に現代の常識、ゴールと誤ってとらえるところから不幸が始まると未婚の僕でも十分わかる。
 あと1人、46歳の団体職員の男性で、何とハタチ代のヒトと結婚したいという。普通にいっていたら自分の愛娘の年代だが(!?)、自分の定年後も相手に働いていてくれれば助かる趣旨で自分でも虫のいいことと思っている。もちろん「主夫」願望みたいだが、叶わなければ日本を出国し、物価の安い他のアジアに移住するつもりという。
 おめでたい話から身につまされる話まで様々だが、僕の場合、もう兼ねてから既述の通りまず自分が悪いのはもちろんにしても松下電器(現パナソニック)等周囲の責任もかなり大きい。全面的に自分のせいでないところはまだ救われるが、いずれにせよ僕も警戒水域入りしており、どう人生のピンチを切り抜けるか、ここ数ヶ月間非常に頭が痛いのだ。