ライツ・イシューとは何か。

 今日の日経産業新聞12面に「日経産業フォーラム2010」の全面広告があり、テーマが「エクイティファイナンスの新手法 日本版ライツ・イシュー」という。来月6月8日午後に日経東京本社の日経ホールにて参加定員600人で無料、一応明日が申込締切だ。しかし明日有休を取って例の「スマートグリッド・シンポジウム」に参加するし、また10日後に参加ともいかないので今回は見送りだ。
 それにしてもライツ・イシューとは何ぞや…『チャイナ・ライツ』なら先日大阪で歌ってきた、日頃からよく聞くいい歌なんだが、特に関連はないのか…「もう〜山川君ったら、勉強するならふざけてないで真面目にネ!」と高田みづえさんに窘められそうなので(!?)、わかりましたそうします。エクイティファイナンスはよく日経で丸括弧付きで「新株発行を伴う資金調達」と添付説明があり、公募増資と第三者割当増資等に大別されるが、それらはもうバブル時代、とりわけ日経平均3万8000円のレコードをマークした頃のふた昔以上前は盛んだった。しかしバブル崩壊後、もはやそんなことはやりづらい空気になった。ましてやここ数日日経平均がまた1万円を割る展開になってしまい、ここへきてエクイティを実行する命知らずの企業は(!?)皆無だろう。
 しかしライツ・イシューについては広告の中で「一般株主の保有株を希薄化させない資金調達」と一言説明があり、「なるほど!そんな新手法があるとは…」と関心をそそられた。ここまでいけばやはりそのフォーラムも出てみたいが、明日の「スマートグリッド」から日を置かずに参加も残念ながらなかなかしづらい。