あとあの「初恋話」も…

 前述の「近鉄ネタ」アクセス解析の最中、他の内訳リストを眺めていて「4月23日付」の項目も出現(!?)したのを見つけたので、追加で述べたいことがある。アクセスが19時現在5件あった。
 その日のネタは「今度は初恋の相手が夢に……」、29年前の中学時分の初恋話だ。非常に大切な話なので(!!)その後数日間加筆訂正しまくってあんな長文になったが、ここでは教室横のトイレ掃除の時におけるやり取りについて(!?)……当然誰しもトイレは嫌なものだが、その時既にあのマドンナと同じ班だったか、ある日男子用が僕で女子用があろうことか彼女だった(!!)。今思えばクラスの優等生であろうとトイレ掃除をさせるとは遺憾だが(!!)、公平な順番か何かで仕方なかったか、ともあれ「何かある…」これほどトイレ掃除が充実していたことは、後にも先にもいっぺんもなくこの時だけである(!?)。
 そこへ男子用入り口から彼女が声を掛けてきた!「山川く〜ん、ハサミ貸してくれな〜い?」…それはゴミ拾いなんかによく使う細長いアルミをU字に折り曲げた例のハサミで、待ってました!とばかりにウキウキしながら手渡してあげた(!!)。ただその瞬間手と手が触れ合ったかどうかまでは忘れた(!?)。まあ細長い物なので、残念ながら(!?)触れ合ってはいなかったろう。しかもやり取りはたったそれだけ、他に何の進展もなかった(!?)。
 こう書くとまだ素っ気ないが、今も忘れられないのは、その時の彼女の仕草がかわいかったのだ(!!)。両手の指を絡ませてそのまま両腕を下に伸ばすという仕草……よくデスクワークなんかで疲れると両手をそうして背伸びするが、その逆バージョンだ。そして頭を少し右か左か忘れたが傾けながら、そのセリフを言ってきたのだ。
 前回述べたあの「班ノート」での「山川君はすごい」発言といい(!!)、そのトイレ掃除の時といい、実際周囲の邪魔は特になかったんだから、いくらでも進展のチャンスはあったと今なら思い当たるが、当時は先日も述べた通り「I love KEIHAN 3000 Series」…初恋しながら肝心の恋には殆ど無頓着だった。
 「あ〜あ、やっぱりそういう乙女心をちっとも分かってあげられない山川君なんかにわたしの歌聞いて欲しくないし、ましてや歌って欲しくもないなァ〜」……今日時点で一番恐れるのは、そんな感じで高田みづえさんに言われてしまうことだ(!?)。まさに地獄の果ての何とやら(!?)、そんな殺生な…
 「じゃあどうしても許して欲しかったらさ…」(はい、何か…?)「早急にその子に再会して、『お前が好きだ』と耳元で言うこと!わかった!?」(……??)「何だったら、わたしが練習台になってあげてもいいよ?」
 しかしそれは3つの理由で不可能極まりない。1つは元大関に上手投げでも食らって瀕死の重傷を負わされること(!?)。2つ目にそれはどこかで聞いた文句で盗作の恐れが十分過ぎるほどあること(!?)。3つ目に仮に再会を果たしたものの彼女が既婚だったら、それもそれでただでは済まない恐れもあること。
 「どこかで聞いた文句…盗作の恐れ…って何よ?」(はいっ!? あなたの27年前のヒット曲でしょ…『そんなヒロシに騙されて』)「そうだっけ!?」(……??)「でもね、この2編のブログを読んだ限りでは、決して山川君とその子の恋に全然決着はついてない、しかももう30年も放ったらかしじゃない!? 1度でもその子に告ったの!? 1度でも2人っきりの時間と空間をキチンと持った!?」
 みづえさんの徹底追及をあれこれ想定するとキリがなく、慄然とする……(!?)