朝のNHKニュースキャスターが代わって。

 今日から事実上、株式市場もそうだが新年度入りしたかのようだった平日朝のNHKニュース。仕事の日は家のテレビの電源を朝6時ジャストに自動ONするように、目覚まし代わりにセットする。チャンネルは専らNHK総合だ。
 始業は8時15分なので、基本的に30分前の7時45分まで見ているが(正確には冒頭の40分程は床の中でまどろみながら音声を聞くのみ)、結論からいくと実に快適な朝だった!!
 「朝の女性キャスターが、島津から鈴木奈穂子ちゃんに代わると、さぞかし快適だろうと想像はしていたが、想像以上だった!」
 全くこの1〜2年、僕の場合実質朝6時台の1時間のみとはいえ、島津有理子のアナウンスの不快なことこの上なく、まさにたった1人、群を抜いていた。喋りのイントネーションがなってない、カメラ目線が険しい(目つきが鋭い?)、別のキャスターへの相槌の打ち過ぎと返す言葉の一言二言多過ぎ声の大き過ぎ(つまり単なる出しゃばり)……朝日と日経の朝刊と共に大切な情報源として、まさに車の両輪の片側のNHKニュースがそんな体たらくだったので、日々頭が痛かった(!!)。
 ただ英語が堪能なのは流石で、僕が英語がダメなのもあるので、それは素直に評価したい。だからか、朝に関しては週一ペースで異国の地での居残り……毎金のコーナー「NYスタイル」(現地時間木曜晩か)でのリポーター……どうもそちらの方が向いている気がする。が、それでももっといろんな面で品が欲しい。元気の良さと品のなさを混同してはならない!
 もう民放ならともかく、我々がスポンサーの受信料で成り立っているNHKについては、僕はとにかく「品」を重んじる。品のない番組やスタッフは願い下げ……僕のみならず誰しもそう思うんじゃないか。
 なお、昨日のDataBaseで取り上げた「ダミーみづえさん」(?)廣瀬智美ちゃんも、『サンデースポーツ』の番組の締めだけが残念ながらなってない。昨晩も「…今夜はこの辺りで」と。こんな締め方も品がなく、民放には存在しても、NHKには存在しない筈。前述とは逆で、明らかに一言二言足りないのだ。
 「終わり良ければ全て良し」は、いつまで経っても決して死語にはならない。競馬で言えば、いくら出遅れどころかロケットスタートを決めても、ラスト4ハロンないし3ハロンで鞍上の判断ミス等で躓けば、ディープインパクトだろうがブエナビスタだろうが、いつぞやの有馬記念(1着ハーツクライ)、また、いつぞやの秋華賞(1着レッドディザイア)とエリザベス女王杯(1着クィーンスプマンテ)を引き合いに出すまでもなく最早差し切りは不可能だ。ましてや、なさそうながらあり得ることとして、折角先頭にいながらもしゴール板通過寸前に落馬等競争中止しようものなら、陣営も買ったファンも泣くに泣けない。時折競馬も取り上げる番組のキャスターなら、そういったことも教訓にすべきだ。