日本証券新聞もオーナーチェンジ……!?

 今日の日経朝刊12面(企業)左端にベタ同然で、僕が今月一日から四半世紀ぶりくらいに購読再開したばかりの日本証券新聞を、9月にも金融サービスのジャパンインベストメントアドバイザーが買収すると出ていた。もともと日経グループだった日本証券が、既に金融会社のウェルス・マネジメントの100%傘下にあったとは僕的に知らなかったが(?)、今回そこから更にジャパンインベストメントが100%引き継ぎ、関連の日本証券新聞リサーチもまとめてということで、買収金額は数千万円になろうという。

 ということは、これで2度目の身売りになるのか(?)……株式新聞も何年前か、自主独立を断念しモーニングスターの傘下に入ったが、確かにここ20年ばかりで主だった株式専門紙がバタバタ潰れるくらい、今でこそアベノミクス相場で日経平均が2万に乗せたにもかかわらず、依然周囲の環境が厳しいようだ。あまり読まなかった株式市場新聞や証券日刊、故松本亨が率いた日刊投資新聞は然ることながら、僕的には関西が地盤だった證券新報が消えたのが今もって一番残念である。
 
 先月までの日刊工業に代え、四半世紀ぶりに読み始めた日本証券はなかなか面白いので、株式新聞との2本立てならぬ「2紙立て」と思っていて、当面ストップするつもりはない。今回のことはまだ自身には一切、紙面はもちろんホームページやFacebookにも出ていないので、できれば後々事の顛末を載せてほしいものである。