明日から公表の日経の新指標「日経PMI」とは何か!?

 今日の日経朝刊1面に、自身が「日経PMI」なる新指標を明日の7月一日から公表すると出ていた。PMI(Purchasing Managers’ Index:購買担当者景気指数)自体は毎月、英国の金融情報・調査会社マークイットが国別に算出しているが、このうちアジアの13の国と地域について日経PMIの名で世界に発信する。また、日経とマークイットは業務提携でも合意したという。

 そして明日は早速、インドネシア、マレーシア、ベトナム、韓国、台湾、日本、インドの各国(何れも製造業)の日経PMIがデビューする。そして実際の掲載は毎月、日経本紙と電子版、Nikkei Asian Review、QUICKの端末だという。

 PMIはそもそも、各々の国の現地法人の購買担当者に直接聞き取り調査した結果を積算していて、景気実態を正確に反映する特徴がある。発表日時がGDP等より早く速報性が高いのも然りだ。そして一応の目安として、指数が50超だと景気が上向き、50を下回れば逆だというサインとされるという。

 PMIは米のものはよく聞くが(製造業・非製造業)、ブッチャケあまり重視していない。シカト状態と言っても過言ではない(?)。GDPや雇用統計、小売売上高、住宅着工件数等々で手一杯なのが実情なのだ。

 しかし日経がこういう新指標でもってPMIの重要性を教えてくれるなら、ジックリ教わってみたいものだ。それで株価や為替等のマーケットが反応するなら……