邪魔だてさえなければ今度こそ(!)。

 今日の日経産業新聞6面(デジタルBiz&Tech)のコラム「サーチライト」に、リクルートHDやヤフーがネットでの婚活支援サービスに乗り出すと出ていた。日本ではネット婚活も出会い系に一括りにされ、あまり芳しいイメージがないが、米国では芳しからざるどころか一般化していて、3割超が「なれそめがネット」という統計まであるという。

 リクルートに言わせれば「結婚相談所はHAT……(H)恥ずかしい、(A)怪しい、(T)高い」……そんなことから、子会社が昨年12月に「ゼクシィ恋結び」を始めた。フェイスブックのアカウントを利用するといい、料金が男性月額3500円、女性年額120円(!?)だ。

 ヤフーがこの5月に始めるオンラインサービスも、身分証明を必須とし相談所大手より3割安の月額9800円だという。

 まあ僕も何度か相談所の厄介になろうとしたが、やはり高額な上、互いに結婚意識が高まってついつい高い条件を設定しまう(?)ことから、目下自然に任せた婚活に励んでいる(?)。そういう意味では5年前もブログにした、四半世紀前に当時の松下電器ディスクシステム部(現AVC)で実現しかかったが、さんざん職場の邪魔に遭ってぶっ潰されたという苦い経験があるのは、今もって返す返すも残念だ。

 婚活婚活とガツガツし出すと却って上手くいかないもので、仕事を頑張って趣味を楽しむ中で、異性も意識し恋活ひいては婚活も……であるべきだろう。男女問わず、そういうヒトの方が魅力的であり、上手くいけば相手の方からコンタクトをとってくれるものである。要は仕事に趣味に……それら自体が既に婚活にもなっているわけで、焦る必要がないのだ……と今日も自らを励ます(?)。