高知競馬での払戻金の珍事。

 今日の高知競馬4レース「夜さ恋真衣WAY特別(C3−9組・9頭立て)」で、枠連馬連より7倍ほど高く(!)確定したという珍事があった。1着が1番人気サイモンリッター、2着が3番人気ツカサリバティー、3着が2番人気ファンタボーラーと波乱なく順当だったが、馬連330円、馬単340円、そして3連単すら660円で確定したにもかかわらず、唯一枠連だけが何と4桁配当、2300円(!)だったのだ。
 中央・地方問わず、的中率に反して枠連馬連より若干高く決まるのはそう珍しくもないが、比較的少頭数で俗に言う「枠連馬連」で発生しやすく、しかもせいぜい10〜100円単位だ。今回も枠連イコール馬連で「3−5」だったが、こうも約7倍、2000円も違うといったようなケースは全く聞いたことがない(!)。
 ましてや的中率最低の3連単より3〜4倍も高いという大珍事でもある(!)。さすがに他の賭式が3連単を上回るケースは3連単創設以来ゼロだった筈なので、さぞかし確定の瞬間、場内は大万馬券発生に匹敵したどよめきでも起きたことだろう。
 「230円の間違いじゃ!?……ゼロ1個多い、何かの間違いじゃ!?」
とも思ったが、どうやら正式な確定オッズらしい。今のところこの珍事はニュースになっていないようなので、明日以降の新聞やグリーンチャンネル並びに来週の週刊競馬ブックで、その原因等々の詳報を知りたい。