“元親子”コラボによる会社説明会。

 3連休最終日の今日、未明からかわからないが雪がシンシンと降り続いている。そんな中(?)何気に日経電子版を見ていて「三井物産×日本経済新聞社 合同会社説明会を開催」という広告が出ていた。
 20日日曜に日経ホールにて「新聞社から見た商社」「商社マンの新聞の読み方」というコラボ企画らしいが、僕の記憶では多分初めてか(単に知らなかっただけか!?)まさしく“元親子”の揃い踏みである。1876年(明治9年)に益田孝が先に物産を設立、後から今の日経である中外物価新報を創刊、そして60年以上後の1941年(昭和16年)に中外が物産から全株取得し“親離れ”した……という経緯を、今回の双方の担当者は入社後社史として知ってどう思っただろうか。両社共、東京本社は千代田区大手町にありほぼ隣近所、当然冒頭辺りでその辺は触れられると思う。
 ただ、今回の説明会でどちらに人気が出るかとなると、どう見ても物産だろう。日経に限らず新聞社は昨今一段と今日の天候のように(?)厳しく、日経でも「失われた10年」の後もボーナスが100万あったのが、いつの間にか当の日経産業に「60万ソコソコ」と“自白”している有様だ(!)。物産は、これも僕の記憶ではボーナス100万のカウントこそなかったと思うが、確かに今年以降、三菱商事と同様主力の資源関連が厳しいながら、何といっても相対的に将来性がある。ゆくゆくの婚活においても「マスコミ」より「商社(ウー)マン」の方が根強い人気、ましてや物産や商事とくればなおのことだ。