物産や新日鉄がモザンビークで資源開発。

 今日の日刊工業新聞20面(国際)に、石油・石炭や天然ガスといった資源が豊富とされるアフリカ南東部はモザンビークに注目が集まっていて、三井物産天然ガスを、新日鉄が石炭を、それぞれ手掛けるべく進出しているという記事が出ていた。住金を別にして(?)我が2銘柄がダブルで登場である(!)。
 まず物産が北部の探鉱事業として、モザンビーク北東部の沿岸都市ナカラの更に沖合にあるロブマガス田の権益20%を持ち、推測ベースだが可採埋蔵量がロシア・サハリンガス田の2倍はある30兆立方フィート(!)という。目下探鉱活動中で、早ければ6年後にLNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)の生産・輸出を始めるという。
 そして新日鉄ジンバブエの国境にも近い中部テテ州での石炭開発、名付けて「レブボー・プロジェクト」を2年後にもスタート。かの地の原料炭の品質は世界屈指というから、こちらも期待大と思う(!)。