「12年のポートフォリオを考える書」2冊購入。

 今日カレンダー通りの休日となったので、行きつけの書店で一昨日触れた『2012年の狙い目株 〜経済混迷期の狙いは本命株〜』(イースト・プレス、税別952円)、『2012株はこう動く!』(日本経済新聞出版社、同1600円)、そして『らくらくネット株入門』(高橋書店、同1100円)、『いちばんカンタン!株の超入門書』(同、同1300円)、それにいつもの『鉄道ジャーナル』12年2月号(第544号)の計5冊を買った。とりわけ「入門書」は、本質的には以前も触れた24年前購入の『一番わかりやすい株入門(株中級)』(安田二郎すがやみつる共著、講談社)と同様だが、証券税制等が大きく変わっていて基本ルールの部分が僕的に怪しいと(?)思ったのだった。昨年末に買ったチャート分析の本や、いつもの日経会社情報も大事だが、こういう「初心に帰ろう本」も、分かりきった事を何を今更と思うなかれで時折重要である。

 あと、確かに2冊の「来年の相場予測本」(?)も買うには買ったが、正月休み中ウチにこもってポートフォリオの再検討も何も、少なくとも1〜3月期は住金オンリーの買い出動しかできない(!)。理由はやはり新日鉄がらみで2つある。
 まず新日鉄の今期末配当が目下未定、今から約1ヵ月後だろうか1月下旬の10〜12月期(今期第3四半期)決算発表時に公表予定だが、日経本紙や会社情報にもあった通り期末は1円の公算大ではないか(?)。一方、住金は2.5円を事実上確約しているといっても過言ではなく、ほぼ合併比率(1:0.735)通りに株価が推移している以上、今どちらをシコシコ買うべきかは自明の理だ(!)。因みに昨日の終値新日鉄が前日比2円安の187円、住金が1円高の136円なので、比率にすると1:0.72…(の循環小数)である。
 そして来秋合併が9割9分9厘9毛本決まりな以上(!)、今の住金株買いが“新日鉄住金株”の保有コスト削減にもつながる。また、これは僕的な読みだが来秋9月が住金グループ単独での最後の(中間)決算なので、来春来夏辺りに業績向上がハッキリしようものならという前提で「何かやらかしてくれる」(?)という期待がある(!)。そういう時、ありがちなこととして考えられるのは無論株主還元で、“最後の増配” “合併記念配”といった類の直接的かつ即効的なもの、あるいは自社株買いのような間接的なものだが……!?
 更にはいよいよ大納会も控える来週、130円台をウロウロしていることを前提に(?)住金200株買いに出て1000株達成も目論んでいるのだ。とりあえず、今日の欧米市場がどう動くかである。