50株204円で約定&中間決算発表。

 そして今日の昼休み終了間際、SBI証券携帯サイトで昨夜買い出動手続きを取った新日鉄50株が約定済み、総合計900株(!)になったのを確認した。千株1単位までもう一息(!)、この調子で低迷続きでいてくれれば(?)年内には達成の見込みだ(!)。また、平均単価も2円下がって239円と、240円ラインを割り30円レンジに突入した(!)。
 もっとも今日の引け値は昨日比5円安かつ今日の約定株価でもある204円で、平均単価から35円安、よって評価損が初めて3万の大台に乗り(!)3万1500円にまでなってしまった(!)。ウチに帰ってから株式新聞Webで明日付紙面を見ると、どうやら後述の決算発表後に、その芳しからざる発表に嫌気して更に下げたらしい。しかしかねてから出ているこうした評価損は、来年以降に向けてのコストというか授業料と捉えているので、目下確かに痛いといえば痛いが(?)今後5年なり10年、或いは20年30年経って振り返った時の思い出になれば良かろう(!)。
 ただし、東日本大震災の翌日3月15日に付けた年初来安値192円が、ジリジリとながら視野に入ってきた感があり(?)、このまま200円まで割れば最安値トライという事態にまで発展してしまうだろう(?)。

 また、13時台だったと思われる今期中間決算発表を日経電子版携帯用で見たが、連結純利益が前年同期比31%減の487億円で、案の定鉄鉱石や石炭など原料価格上昇で利益を圧迫した。売上高は微増の2兆278億円、経常利益は30%減の942億円で、単独の粗鋼生産量は4%減の1553万トンだった。生産量減は大分製鉄所の生産設備トラブルと、9月の台風の影響という。
 そして今期末業績予想は、円高による輸出の悪化やタイでの洪水の影響を織り込み、連結純利益が前期比9%減の850億円を見込む。とりわけ洪水問題については、「30万トンの出荷減により50億円程度の経常減益要因になりそうだ」としている。
 詳しくは明日の日経朝刊と日経産業、日刊工業、次の日曜の日経ヴェリタスに揃って載るだろうが、目下のハイパー円高だけは如何ともし難いものの(?)、原材料価格については22日付日経朝刊31面(商品)トップにあった通り、中国の粗鋼生産の調整模様と相俟って下落基調になろうというから、ハイパー円高がむしろメリットとなり相当なコスト減になるのではないか。確かに不確定要素ではあっても可能性は秘めており、大いに注目して良かろう(!)。洪水問題にしても、14日に「一切の言及がなければ、大勢に影響なしと受け取る」と綴ったところ、「30万トン出荷減で50億の経常減益要因」としたので、今後この影響による動向も要注目ではあるものの、早晩復旧によって収束していくと見ている。