羽生二冠、永世七冠またお預けに。

 もうひとつ、今日の読売朝刊37面(社会)にほんの小さく、将棋の渡辺明竜王への挑戦権を争う第24期竜王戦本戦トーナメントで羽生善治二冠(棋聖・王座)VS橋本崇載七段の対局が昨日あり、橋本七段が勝ったとだけ出ていた。今期こそ竜王位を奪還し渡辺竜王に続く2人目の永世竜王、と同時に前人未到永世七冠がかかっている羽生二冠だったが、負ければ終わりで敗者復活もない本戦トーナメントなので、羽生二冠の今期の竜王戦は挑戦者決定3番勝負まで進めずして昨日で終了である。
 橋本七段にしてみれば「大金星」呼ばわりは不本位だろうが、本戦トーナメント開幕前に「まず対羽生戦に集中する」との抱負を語っていたので、またひとつ大きな自信に繋がったのは確かだろう。この棋譜は何ヵ月後かゆくゆく紙面に出るので、さしあたって来週の将棋週刊紙週刊将棋』を久し振りに買って読んでみたい(!)。