住金株買い出動の検討(!)……日経会社情報夏号を購入。

 今夕予定通り行きつけの書店に出向き、日経会社情報11年夏号が発売になったのをすかさず買いに出た。引き続き2300円の大判で、僕的にスッカリ定着してしまったので(!)もう従来の1850円のサイズは買わないだろう。
 早速新日鉄と住金のページを眺めた。しかし両社共12年3月期予想で、前号から減収減益減配の「三位一体」の傾向が鮮明だった(?)。
 新日鉄が売上高2千億円減の4兆2千億円、営業利益が900億円減の1千億円、純利益が550億円減の950億円、1株利益が8円減の14円、1株配当が1〜2円減の3円と出ていた。しかし新日鉄に関してはかねてからそういったことを聞かされていたので、別段驚きはない。むしろ前号の春号が、発売日の関係の不可抗力によって先の大震災を全く織り込んでいなくて(大震災発生が3月11日で春号発売が14日)、今回の夏号でようやく加味されている按配である。
 そして住金が売上高1200億円減の1兆4800億円、営業利益300億円減の600億円、純利益が250億円減の300億円、1株利益が5.2円減の6.2円、1株配当が3円減の2円となっていた。ただ住金は、先般の11年3月期で純利益が71億4400万円の赤字だったことからすれば、今期は“大復活”といっていいだろう。先日7日に取り上げたシームレスパイプのこともあって、それら2つは来秋合併する上での貴重な“嫁入り道具”となろう(!)。

 ところで今日仕事中に考えていたこととして、「住金株もいっちょ買いに出てみるか!?……どうせ来秋には何%かの“合併新会社株”に化けるんだし」(!?)。その際は新日鉄を一旦置いといてということになるが、来秋合併したら結局文字通り一緒だからそうしても面白いかもしれないのだ(!)。確かにまだ公取委での第1次合併審査の最中で、合併比率その他がまだ全然未定……いや、もう早くも水面下で両社が極秘裏に協議を進めているかもしれないが……ともあれ「対等」だけはまずありえないから、新日鉄「1」対住金「2」とか、そんな感じで進めているかもしれないと思う。もし今合併比率が「1:2」で決まったとして、両社株がどう動くかシミュレーションできれば有意義とも思うんだが……