日経平均連動新指数「日経平均ストラテジー・インデックス・シリーズ」とは何か!?

 今日の日経朝刊4面(経済1)にベタで、1週間後の6月6日の東証立会い分つまり6日付夕刊か7日付朝刊から、日経平均をもとにした4本セットの新指数『日経平均ストラテジー・インデックス・シリーズ』……「日経平均バードコール指数」「(同)リスクコントロール指数」「(同)レバレッジ指数」「(同)インバース指数」、これらを01年末を10000として算出・公表すると出ていた。
 「カバードコール」は、日経平均に連動の資産保有とパラレルで、オプション取引においてコール(買う権利)売りの戦略を想定し、相場の下落・膠着状態でも一定の運用益が上がり、それを指数化する。
 「リスクコントロール」は相場変動により現金保有比率を調整、日経平均より収益のブレを抑える戦略の指数化。
 「レバレッジ」は日経平均の倍の動きを示す。
 「インバース」は日経平均の騰落と反対に動く。
 今日のところはベタなので仕方がないにしても、残念ながら全くわかりづらい(?)。とりわけ3・4つ目の「倍の動き」「日経平均に“天邪鬼”」に至っては空想のしようもない(?)。どうやら機関投資家向けの新指数のようで、われわれ個人的零細投資家には用ナシかもしれないが、食わず嫌いも得策ではないのでその6月以降何とか活用法を模索したい……!? まあ案外「なるほどそうか、そういうことか!? 使えるかも!?」と驚嘆するかもしれない。