あとはどこまで記録を伸ばせるか……

 今日の日経朝刊19面(マーケット総合2)に、昨日東証が発表した毎週恒例の(?)5月第3週(16〜20日)における投資主体別売買動向(3市場)で、海外投資家が505億円の買い越しで29週連続の記録更新になったと出ていた。ただ買い越し額が先週の796億円よりかなり減っており、これが分岐点になるか否かが今週以降問われると思う。
 まあ、海外勢の買い越しがここまで続いたのはそもそも奇跡的で、もしかしたら来週発表の今週分にも残念ながら売り越しに転じていて、30週連続記録の更新ならずということもあるかもしれない。それでもやはり08年リーマンショック以降、この3年ほど日本株の出遅れ感が顕著だったところへ今年「3・11」の洗礼を浴びたのでなおのこと、最近のウォーレン・バフェットのコメントではないが海外勢の目にはまだまだ日本株が安く映って仕方がないのかもしれない。