今日2度目の都知事選。

 今日から「次回衆院選トライアル」ともいえる統一地方選がスタートし、僕的に2度目の東京都知事選に投票してきた。投票相手は超有名な賢い人としておこう(!)。前回こそ現職で3期目を目指して臨んだ石原慎太郎断然で、投票する側も止むを得ない面があったが、今回は一転、混戦模様……だと思っていたら、下馬評では何と一旦は取り下げたのに急転直下4期目を目指す現職がややリード、ワタミ元会長の渡辺美樹、前宮崎県知事のそのまんま東こと東国原英夫の2候補が追う展開という。
 昨年から鳩山・菅政権の迷走や小沢一郎元代表の政治資金問題その他があって民主党(内閣)支持率が下がり始め、各地の首長・議会選で軒並み民主敗北・自民復権が相次いでいる中、先の大震災を経ての今回の統一地方選である。今日民主が事実上の敗北を喫せばどうなることか……ただ、だからといって次回総選挙で自民復活かといえばそうでもなさそうな気がする。総選挙後の衆院勢力も群雄割拠になり、どんな連立が組まれるか全くわかるまい。なお、震災前に統一選前後と言われていた解散・総選挙だが、僕的にも震災復興真っ最中に決行できるはずがなく、少なくとも今年一杯はなかろう。いや、そればかりか真冬の総選挙というのも、かつて1度あったらしいが詳しく聞いたことがないので、実質来春以降だろう。そうなると今回の統一選の勝ち負け如何にかかわらず、その少なくともあと1年間に政府・民主党に何ができるかが一番の焦点だろう。