みずほFG100株買い出動を見送り。

 今朝起きがけに、まだ眠くまどろんでいたので目を閉じて耳で聞いた(?)6時台のNHKニュースで、NY原油WTIが一時ジャスト100ドルをつけたという。2年5ヵ月ぶりのことで、もっともその刹那利食われたらしいが、それでも前日比2.68ドル高の98.10ドルで引けた。NYダウも107ドル01セント安の1万2105ドル78セントと、連日100ドル単位で下げての安値引けである。
 そして今日の東証日経平均が昨日比126円39銭安の1万0452円71銭で引け、値下がり銘柄数1454で一昨日の1429以上になっていて、単純比較であることを承知で3日連続の全面安商状といえる。
 新日鉄株の各種指標……4本値297・298・292・294で4円安、出来高2324万株、25日株価移動平均乖離−0.7、RSI55、PER19.4、PBR1.0、利回り1.02。何のことはない、合併発表前の水準を下回り過ぎでザラ場で一時292円をつけ、PBR1倍割れを起こしている。ただ、280円台まで売り込まれるとRSI&PER&PBRの低下から買いサインと受け止められる向きもあろう。
 もう1つみずほFG……4本値163・166・162・162で2円安、出来高1億8722万6100株、25日株価移動平均乖離−2.5、RSI50、PER6.5、PBR0.9、利回り3.70。まあ相変わらずのケタ違いの大商い(!)、もちろん今日も東証1部売買高1位である。しかしRSI以下のテクニカル指標からは、如何に地合い悪化進行中とはいえ買いシグナル点滅中でもある感がするが……
 とはいっても、さすがにもうそこまで来るとチョットばかりかかなり全体的地合いが悪過ぎると思い、今日買い出動に出ようと思ったみずほフィナンシャルグループ株100株は、今回見送ることにした。昨夜見た日経CNBCで、今後の株価展望について「07年以降を見ると、3月初旬に調整局面に入る銘柄が多い」として、3月期末の配当(&優待)目当ての買いの前の調整局面がある旨の解説があり、それを信じて3月に入ってから買いのタイミングを探ることに決めた。