案の定昨日“週明け”の米国市場も荒れたが……

 昨夜夜半近くまで起きて日経電子版を眺めていたが、昨日22日の米NYダウも寄り付きからいきなり大幅下落、就寝直前に僕が見た時は80ドルくらい下げていたと思う。そして今朝、引けを電子版携帯用で見ると先週末比178ドル46セント(1.4%)安の1万2212ドル79セント、そして原油先物市場WTI(期近物)が7.37ドル(6.4%)高の1バレル93.57ドルだった。
 今日の日経夕刊を見るとNY株式市場の全銘柄の9割が下げる全面安商状で、昨日の東証1部が同じく8割だったから、細かいことを抜きにして単純に言うとNYの方が地合いが更に悪化した感がある。そして4面(マーケット総合1)に終値・前日比のみ記載の相場表があるが、前日比安を示す黒三角表示がNASDAQ(ナスダック)もろともほぼキレイにズラーッと並ぶ有様だった。
 翻って今日の東証日経平均は昨日比85円60銭安の1万0579円10銭で引け、1万0600円台を割り込んだ。ただ、値下がり銘柄数が1257で未だ全面安商状だったものの、日経平均下げ幅共々昨日よりは落ち着きを取り戻しつつあるようで、また後刻のNY市場如何にかかっているとはいえ、これから中東情勢に余程のことがない限り、なかんずく原油市場の更なる高騰でもない限りは明日も落ち着いた商いになっていくと見ている。