久し振りの毎日のスクープだが……

 今日の毎日夕刊1面トップに、4月10日投開票の東京都知事選に現職の石原慎太郎氏(78)が出馬の方向で調整を進めているという記事が出ていた。朝日・読売・日経には出ていなかったから、久し振りのパーフェクト・スクープだろう。
 ただまあ「目の覚めるような」という枕詞まで付くほどでもない。知事も最近になって4選へ向けて含みのあるコメントを繰り返していたし、何日か前に実の長男でもある自民党石原伸晃幹事長から「父上……」と要請があったかなかったか(?)……いずれにせよ4選出馬自体はあり得たことだが、僕的には4選達成は非常に厳しいものがあると思う。
 これまで出馬表明した顔ぶれは、共産党小池晃政策委員長(50)、居酒屋チェーン・ワタミ渡辺美樹前会長(51)で、未表明ながらかねてから取りざたされているのが宮崎県の東国原英夫前知事(53)、蓮舫行政刷新担当相(43)となっている。もしここで挙がった5人で選挙戦となると、勝つのは誰か……有権者たる僕は「誰の“単勝”を買えば」いいのか(?)……都知事選を競馬に例えればG1なのかG2なのか非常に難しいが(?)、ともあれこうなると勝つのは東か渡美と思っていて、蓮舫氏はまさしくブエナビスタであるものの(?)仮に出馬しても自身が事業仕分けで言い放った“2着”がいいトコかもしれない。