「今株価さえずがwelcome」は不謹慎か……!?

 今日の日経朝刊19面(マーケット総合2)に、日米の長期金利上昇のトレンドの中でとりわけ株価がさえないセクターが、電力と鉄道の社会インフラ関連だという記事が出ていた。折りしも紙面隣に「マーケットウォッチャー」という囲み記事もあり、米金利が景気先行き期待から上昇、日本の金利も連れ高していると出ていたが、その日米金利差が拡大傾向にあるともいうことだ。
 10月6日……この日10年物国債利回りという長期金利が年初来最低水準を記録したというが(ぶっちゃけノーマーク、知らなかった!?)、以降直近まで2ヵ月強の間の業種別日経平均日経平均を含め7種類)の騰落状況が棒グラフと共に出ていた。そこで電力がプラス2.5%にとどまり、鉄道に至ってはマイナス1.6%という。ただでさえ他セクター以上の有利子負債を背負い、更には少子化・人口減の波も押し寄せて経営環境まで年々厳しさを増す鉄道セクターなので、非常に残念ながらここ数年の鉄道ブームはブッチャケ焼け石に水なのかもしれない。
 しかし来年から1株投資をスタートし、後々ミニ投資から単位株に持って行きたい僕的には、これもブッチャケ株価はむしろ低迷続き或いは買ってからもしばらく下げ基調でいてくれたほうが、おおよそ世間的には不謹慎であってもありがたい。