1月からの追加購読紙変更……交通→株式。

 今日、年明け元日から追加購読する新聞で、当初交通新聞に決めていたのを急遽株式新聞に変えることに決めた。幸い交通はたまたま未申込で、急なことながら首尾良く変更が叶った。
 「ちょっ……山川君ちょっと待って?……じゃあ整理するとさ、来年読む新聞は…朝日に…毎日に…読売に…3つの日経(本紙・産業・ヴェリタス)に…株式に…日刊ゲンダイ…ってこと?」
 「そういうこと。なんでいつか新幹線で鹿児島までご一緒できた際には現地でそれらをオネダリしますから、どうかよろしく、みづえさん」
 「いいけど……まあ交通新聞は駅売店にないって言ってたけど、株式新聞ならあるよね?」
 「……の筈だけど? 鹿児島が未だ余程のイナカでなければネ」
 「あ〜っ、もお〜っ山川君ったら!! 今や新幹線も来る鹿児島なんだぞ!!」
 「でもみづえさんの実家の最寄り駅にはないだろうねえ」
 「……それ以上指宿をイジメると承知しないぞ!」
 「みづえさんの故郷をなじったとは心外だけど、そう受け取られたなら謝ります」
 「よろしいっ。でもさあ、株式新聞ってまさに文字通り、読んで字の如く株の新聞なの?」
 「そう」
 「で?またどうして急に……? まあ昨日、そろそろ株式投資を再開するって言ってたけど……あっ、それも何か大阪時代に松下にいた時に読んでたって言ってたっけ?」
……といったことを『高田みづえ“名ばかり”全集』のCDセットを聴きながら綴れば、今夜こそ夢に見られるのだろうか(!?)。
 「もお〜またあ〜!?ホント名ばかりで悪かったわねって言ってるじゃないっ!! だから早く経緯を話してくれない?」
 「いいけど、また話が難しくなるぞ〜お!」
 「いいもん!それが山川君の真骨頂だもん!」
 じゃあ遠慮なく(?)…昨夜たまたま株式新聞Webサイト…いや、08年4月に株式新聞社を吸収合併した金融情報サービス会社モーニングスターのWebを見ていて、「株式新聞を月極め購読(1ヵ月3800円)すると『新聞Web』無料」とあり、その中身に目を見張った。おおよその紙面がPCで読めるのみならず、移動平均線等を添付したチャートが描けたり、その他諸々の自分なりの「テクニカル」を駆使できるらしいのだ。
 元来株式専門紙の定期購読というと、株式新聞なら朝日が、日本証券新聞なら読売が、残念ながら09年5月1日付をもって既に廃刊になっているかつての株式市場新聞なら毎日が、それぞれ朝刊の形で配達してくる上、駅スタンド等でバラで買うより割高になる場合が多い。大体専門紙は当日引け後夕刊としてスタンドで買って、その市況を翌日の日経より半日早く読み取り、夜の晩酌がてら学校時分に使ったような方眼紙にケイ線も引きながら、翌日あるいは翌週なり翌月の投資戦略を練る……それが読者にとってのレゾンデートルだ。だが翌日朝刊になってしまうと、分厚い日経朝刊とバッティングしたりして忙しいことこの上ないばかりか、それまで次のケイ線も引けない……えっ、朝刊が届く早朝4時にでも、まだ眠いってのに早起きしてしかも朝食がてらケイ線引けっての!?……という芸当などしている人は皆無だろう。
 しかし最近始めたであろうモーニングスター・株式新聞のそのWebサービスなら、「紙」が手に入ることこそ翌朝だが、それさえ我慢すれば夜に晩酌がてらPCで「予習」できるわ、ケイ線を引く「仕事」もしなくてよさそう、しかも移動平均線付きだわで、今風のなかなかなサービスだと思う。おまけに値段的に言えば、今夕久し振りに読みたいこともあり仕事帰りに駅売店で買ったが、1部売り180円……なので月20日立会いであれば確かに3600円でバラの方が月極めより200円安いが、そのWebサービスは数百円を払ってなお倍以上オツリが来るに匹敵する。
 「ふ〜ん、そういう山川君らしい深あ〜い訳だったの!?」
 「うん」
 「でも株の新聞ってそんなにあるの?」
 「そんなにって言うか……今あるのはブッチャケ株式と日本証券だけかも。あとはみんな廃刊になったらしい」
 「へ〜え、そうなんだ!? えっ、みんなって、今言ってた市場新聞と、あとどんなのがあったの?」
 「大阪にいた頃は證券新報と…」
 「あっ、何かそれも前に言ってたよね?」
 「うん。それと証券日刊と……20歳頃に新報や株式共々JR駅売店でバイトしてた時少数ながら扱ってた、今では思い出だね」
 「ふ〜ん……」
 「あと今も有名なところで、今は亡きカリスマ松本亨が率いた日刊投資とか……」
 「へ〜え……大体さっき株式新聞も吸収合併されたって言ってたもんね……ねえ、やっぱりバブル崩壊のせいなの?」
 「だろうね。バブル崩壊不良債権問題の金融危機、そしてリーマンショック……だから今も生き残って健在なのは、結局シェア・部数が1・2位のそれらの新聞だけってわけ」
 「じゃあさ、鹿児島へ一緒に行く時、日経電子版……だっけ? それと一緒にその株式新聞Webも見せてね。ログインした状態で山川君のID・パスワードさえわかんなきゃ、知られなきゃいいんでしょ!? 何か面白そうだもん!」
 「いいよもちろん。実際面白いよ〜」
 なお株式新聞も「5日分無料お試し購読」のサービスがあり、今度の大納会(30日)から遡ってなので20日頃に申し込めばいいだろう。そして届き始めて数日たってから、年明け元旦からの月極め購読を申し込む運びになる。