Good Bye!ブラウン管 and Welcome!液晶。

 そして今日、何とほぼ12時ジャスト……厳密には3〜4分過ぎか、思ったより早く、されど昨日の連絡・約束通りシャープ32型AQUOSが届き、先ず松下(現パナソニック)21型ブラウン管を引き渡した。いよいよ約8年の付き合いにピリオド、お別れの時である。

 これは昨日、今夏買って猛暑の中帰阪時にも持って行ったFUJIFILM FINEPIX「Z300」で撮った、最初で最後の記念撮影だ。
 「あ〜っ!山川君、これ映ってるのわたしじゃないの?」
 「いかにもわたし、高田みづえさんですねえ」
 「もお〜!……まあいいわ。モノを心から大切にして、モノへの感謝と慈しみを忘れず、リサイクルに出す時別れを惜しむまでにいとおしむような優しい山川君に免じて……ねえ、ところでこれも『ドリフ大爆笑』だっけ?」
 「そう。80年(昭和55年)秋頃で、あなたの持ち歌は『私はピアノ』だった」
 「へえ〜、でももうジャスト30年前、どんなコントだったか忘れちゃったなあ〜!?」
 まあともあれ業者2名が部屋に入り、代わって新テレビの設置を滞りなく行なってもらった。そして「家電リサイクル券(正・副)」のうち正を業者に、副が控えなので僕が受け取り、次に「配送設置完了報告書(正・副)」なる書類に押印し正副を同様にやり取りした。こうして12時20分頃か、全てが無事完了し業者は旧テレビを持って去っていった。さらば!地上アナログのブラウン管……
 そして、ようこそ!地上デジタルの液晶ハイビジョン……

 液晶を選ぶ上で一番懸念したのが、動きがハードで残像残りまくりのすけ、特にスポーツ映像とりわけ競馬で馬の動きがブレまくらないかと思っていたが、それはかつての液晶であって現在はプラズマ並みにシャープ(鮮明)になりつつある。そして実際そうで、こうして見るとまるで競馬場・場外馬券場にあるモニターのようである(!)。
 「へえ〜、でも山川君、この秋はまだ競馬やってないみたいじゃない?」
 「うん。経済情勢の把握と自己研鑽に忙しかったもんネ」
 「もうG1も始まってるけど、まだ買わないの?」
 「そうねえ……じゃあ月末のジャパンカップ(芝2400m、東京、28日)から始動、頑張ろうかな」
 「ねえ、年末の有馬記念の日、きっと寒くて悪いけど部屋に見に来れない?」
 「ああ、もうそろそろ初訪問を考えないといけないかなあ……」
 ともあれ、今後はブルーレイレコーダーの「脱パナソニック&シャープ化」を推進すると共に、早くも次なるテレビの模索もある。シャープは目下37型がなく、この上は40・46…となっている。しかしこのウチの部屋はどう見積もっても百歩譲って40が限界(!?)、いや、ただでさえ40が既にバカデカ過ぎて(!?)、大きさアップは本来37までがベストなのだ。ただ、別に46以上や50とかがいらないわけではなく将来的にもちろん欲しい、もっと広い部屋ならと思っているのだ。
 そして性能的には、今回見送ったLED付きはさることながら、フルハイビジョンだとか3D、そして最近シャープが開発に成功し実用化にこぎつけた「クアトロン」……要はブラウン管時代以来の従来の3原色(赤・緑・青)に「黄」を加え4原色を実現したというもので、それらもターゲットになる。