業務請負という生活の糧を見つめ直す。

 今日はようやく秋になった感がある。僕の住む地域では結局1日の気温が最高最低共に20℃で、しかも最高気温は昨晩中に記録したという。そして雨降りもあって日中以降は気温が下がり続け、明日は最高最低共に15℃らしい。20℃超えは東海地方以西で暦通りになって安堵している。
 いよいよ読書の秋でもある。そこで今春に買い溜めして放ったらかしになっている書籍を読もうと、1冊を取り出した…5月1日に買った『請負労働の法的研究』(法律文化社刊)である。10月1日に臨時国会が召集され、前国会から継続審議になっている労働者派遣法改正案がようやく通るか否かが焦点だが、衆参両院における「ねじれ国会」のせいもさることながら、リーマンショック後の「派遣切り」大流行りからもう2年になっており、僕も当時ほどのテンションはもうない。と言うか、派遣はまだそういった法整備がなされ、新聞等でもそうやって取り上げられるだけまだましかもしれない。
 問題は目下の僕の仕事・業務請負である。注文主の建屋へお邪魔して、更には設備等もお借りして仕事を進めるのだが、請負に関する法整備といっても派遣法から職安法、民法632条から643条、法令ではない旧労働省告示第37号などなどバラバラに散らばっており、今も何かと大なり小なり法的問題が僕的に目につかなくはない状態だ。