我が街に、もっと恋したい。

 今日から世間よりやや遅れての盆休みである。一応7連休、17日までで、14〜16日に今夏3度目の帰阪を予定している。
 まず今日は午前中ノンビリ朝日・毎日・日経本紙・日経産業の朝刊4紙……普段通勤時、駅で、車内で、高田みづえさんの歌を勉強含みで聴きながら(!!)、しかしややテンパってザッと目を通すのとはダンチでジックリ読むことができた。まさに至福のひと時であった(!)。
 午後は待望の昼寝だ(!!)。数少ない無料の夏バテ対策だろう(?)。
 そして夕方、18時頃にようやくウォーキングである。今日も猛暑日、せめて日中の直射日光を避けたかったのと、今月の毎日・日経産業の購読料を支払いに地域通貨ポイントを付けてくれる専売店まで出向く目的があった。
 それにしても……この街に来てもうそろそろ5年半になるが、もっともっとこの街に恋しなければと、歩きながらふと思った。そもそも大阪時分の10年程前から片想いが始まり、5年程で実らせたが、かつてヒットしたデュエット曲ではないが『3年目の浮気』も『5年目の破局』もなく、至って順調な我が街での生活であった。
 仕事やホントの然るべきヒトとの恋が何だかダメだったり焦ったりした時、僕の場合居住地の環境に左右されてきた面もなきにしもあらずだった。そしてそれが大阪とあっては、故郷にもかかわらず僕のキャラ的にもう如何ともし難かった。
 少し前に「大阪で生まれ育ったのがそもそもの間違いだった」と綴ったが、あと35年間住んだ結論として、やはり大阪が合わなかったのだ。