先週は外人買い越し。

 今日の日経朝刊19面(マーケット総合2)に、昨日東証発表の投資主体別売買動向で、先々週外国人投資家が8561億円という歴史的売り越しを記録したのとは一転、先週は744億円の買い越しだったという記事が出ていた。
 記事では「比較的小幅」とあったが、あの歴史上に残る売り出動の後だけに実質9300億円もの買い戻しであり、中国・人民元のいよいよ事実上の変動相場移行か否かも含め、そして円ドルが89円にまで進んでいることをも含め、何だかんだとまたぞろ日本の金融・資本市場が買われ出しているようだ。ただ2週間ほど後の参院選を前に余程の材料が飛び出さない限り、少なくとも7月に入ってから徐々に売買共に動きづらい展開にはなろう。
 僕的にはまた、明後日の日経ヴェリタスにも要注目だろう。