米国の高速鉄道ビジネス。

 今日の日経産業新聞1面トップで連載記事「JR東海の挑戦」が、予定2回か3回か、とにかくスタートした。JR東海の大型プロジェクトの2本柱、海外にあっては「現行の新幹線システムの売り込み」、国内にあっては「中央リニア建設」についてのレポートらしい。今日は「上」という名の第1回(?)、新幹線セールスである。
 米国オバマ政権の「グリーン・ニューディール」が今どうなっているのか、進捗状況がサッパリ分からないが(!?)、ただひとつ言えるのは先日のブラジルの件同様(21日)、米国でもビジネス争奪戦が激しいという感触だ。今年のオバマ大統領の一般教書演説で、高速鉄道について仏独中への言及があったのに日本がシカトされていたとは知らなかった(!?)。また今日の記事で、日本では新幹線事業とGDPとは比例関係にあり、少子化やライバル国の存在でGDPが減れば…という懸念も指摘していた。GDPに関してもこの前(14日)、総額では早晩中国に差し切られる(されどまだ「負けた」わけではない)と書いたばかりだし、確かに悩みも尽きない。