ピーター・ドラッカーならTQMをどう考えるか。

 今日は休日出勤だったが、15時で切り上げ、すぐに八重洲ブックセンターに向かった。そしてピーター・ドラッカーの『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』(ダイヤモンド社刊)を買ってきた。本来の『マネジメント』は4部作のようで、勿論それらも棚にあったが、今回は「一部ハショリ版」の1冊にとどめておいた。これすら読破できずに、4部作などに着手できないだろう。
 目下わが職場ではTQMが盛んで、しかし正直な話TQMの解釈が相当狂っている。昨年だったかTQMとは「Total Quality “Meeting”」という説明がなされ、苦笑だか怒りだか堪えるのに必死だった(!?)。それ以前にその説明者とは別の人と、ちゃんとした正解「Total Quality Management」という話をしたことがあり、人によって解釈が違う危うい面が垣間見えてまずい気がした。いや、確かに数あるManagementの中にMeetingが含まれているので決して間違いとは言い切れないが、一般常識をそう簡単に捻じ曲げられてはかなわない。次の「Meeting」は来月早々にも開催されるので、そこでもういい加減指摘しておく考えだ。
 ただ、僕も「じゃあManagementとは何か」を自分なりに定義づけておかなければ、指摘に説得力を持たない。先般の3連休は、休日出勤と悪天候のため八重洲に出かける気が起こらず、本も買えなかったが、今日やっと「買い」に出た。
 ドラッカーが鬼籍入りして今秋で5年になるが、ドラッカーなら僕の職場のTQMを見てどう思うだろうか……そう思いながら読破していきたい。必ず何らかの答えが見つかる筈だ。