「バス旅登場の方々」の安否はどうなのか……東日本大震災4年。

 今日の14時46分に東日本大震災の発生から丁度4年を迎え、NHKでのニュースや我が朝夕刊各紙も(準)トップで扱っていた。また、今日は福島民報等かの地の新聞3紙も上京し、3紙合同編集の特別紙面を号外のように都心で配布していたという。

 訪れたことがないばかりか、震災復興関連の記事やニュースをあいにくあまり詳しく見ないせいもあろうし、死者1万5000人超と倍以上の被害のせいもあろうが、20年前の阪神大震災よりも復興が遅い感がある。JR西が3カ月で全線復旧させたように、まずインフラ復旧が早かったのとは逆に、今もJR常磐線等の鉄道、その他の交通網が寸断されているのが主因かもしれない。あと、阪神大震災では起きなかった原発事故、放射能汚染問題も大きい。

 それにしても丁度5年前、震災の前年にもあたる10年2月27日放送の、テレ東『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』第6弾……これは宮城は松島から青森は竜飛岬までの行程だったが、宮城から福島、岩手と被災した県を経由している。太川陽介蛭子能収、マドンナの山田まりやがその時々で出会った方々の安否がどうなのか、今も時折ブルーレイディスクの録画を再生するたびに気になる。

 もっとも、津波が酷かった海沿いは初日のみで、2日目以降は殆ど内陸、JR東北本線(盛岡から三戸辺りまでIGRいわて銀河鉄道、その年の12月以降その以北が青い森鉄道)に沿う格好で、奥州街道を北上するルートだった。都市直下型で津波こそなかったものの直接木端微塵にされた阪神大震災とは逆に、東日本大震災は揺れ同様に津波が大きかった性質があり、そういった内陸は比較的大丈夫だったと思うが……