GW中の読書で(?)追加購入。

 今日久し振りに八重洲ブックセンターに出向き、以下の本を買ってきた。
 1.『よくわかる鉄鋼業界』(一柳正紀=いちやなぎ・まさき=著、日本実業出版社、税別1300円)
 2.日経文庫『業界研究シリーズ 鉄鋼[第2版]』(山口敦著、日本経済新聞出版社、同1000円)
 3.『カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本』(新日本製鉄編著、日本実業出版社、同1800円)
 4.『カラー図解 鉄の未来が見える本』(同、同、同1800円)
 5.『カラー図解 鉄の薄板・厚板がわかる本』(同、同、同1800円)
 6.通称“もしドラ”……『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海著、ダイヤモンド社、同1600円)
 7.『下請契約トラブル解決法』(東京弁護士会親和全期会著、自由国民社、同2700円)

 1〜5は新日鉄の大株主を目指すからには(?)必須の書だろう。今まで日経等で新日鉄情報に接してもブッチャケ何のことかわからない方が圧倒的に多く(?)、逆にそれらで基礎体力を養えば、例えば日経産業新聞の「先端技術」面で従来チンプンカンプンだったネタに出くわしても(?)対処できそうだ。いや、そればかりか将来の株価上げ材料を発見し、「誰も気付いてないだろうが今が安値だ」と確信を持って買い出動に出られる場面もあるかもしれない(!)。
 あと7に関しては目下の仕事が業務請負業で、幸か不幸かいわゆる構内請負……つまり発注企業から土地や建屋はもちろん工具まで借り受けている現状で、5〜6年前に朝日新聞の「遅きに失したがよくやった大スクープ」(!)によってキヤノンや松下(現パナソニック)等で大問題になった偽装請負の下地が未だ残っていることへの対処が必要だと思った。この本も直接的には下請法(正式には下請代金支払遅延等防止法)の解説だが、そういう偽装請負等にもメスが入っているため、労働者派遣法や職業安定法、旧労働省告示第37号、そして下請法の一般法である独占禁止法民法、建設業法まで登場し、それらも含めた渾然一体的理解が重要だとの位置付けのようだ。