速歩が長寿の秘訣を実証。

 今日の読売朝刊2面(総合)中ほどに、米国ピッツバーグ大学の医師らによって、速歩の習慣のある高齢者ほど長寿の傾向があるとの調査結果がまとまったという記事が出ていた。65歳以上の男女合計34485人の普段の歩行速度を解析し、秒速1m以上の人は比較的長寿で、0.6m(60cm)以下の人は早世するようだという。
 まあもちろん寿命の長短の要因は他にも山ほどある。ただ速歩には心肺機能や足腰の鍛錬が必要で、その鍛錬にはヒンズースクワットや水泳等もあろうが、今からでもすぐ手軽に出来るのは他ならぬ速歩それ自体だ。なので普段から外出し「速歩*距離*外出回数」の乗数の大きい人ほどご長寿なのは、米医師会雑誌でも発表されたというそのデータからも明らかだろう。
 僕も学校時分から早歩きで通っていて、時折同伴者から「苦情」を言われるほどである(!?)。大阪出身者らしくセカセカした単なるセッカチ気質が根底にあろうが(?)、どう考えても健康に悪かろうはずがないと今まで習慣にしてきた。そして歩行秒速は未計測だが、3km台後半ある距離の自宅―職場間を1時間で歩くことがままあるので、秒速1mスレスレだろう。